自作単管ハーフラックについて
以前、単管パイプでパワーラックを作成しました。
ホームジムをを作ろうと思ったきっかけは、以下3点です。
- パワーラックに先約がいて、使いたいときに使えない。
- 通っていた市営のジムだと、一人20分しか使えない。
- そもそもジムに行くのが、めんどくさい。
エブリベンチやBIG3中心に筋トレしたかったのと、和室をあまり使っていなかったため、家族の了解を得て、半ば強引にホームジムにしました。
和室の天井高が1.8mしかなく、市販のハーフラックが入らなかったため、苦肉の策で自作しました。
(納まるなら、ONIのハーフラックが欲しかった…)
ベンチプレス、スクワット、懸垂ができるようになっています。
また、床には硬いパーティクルボードを設置しているため、デッドリフトも可能です。
奥行きが165cm程度と、狭い部屋ですが、快適に使用しています。
単管ハーフラック
作り方
単管は、ホームセンターの高速切断機をお借りしてカットしました。
(火花が散って恐かった…)
あとは、直交クランプ、自在クランプ、固定ベースと組み立てるだけです。
事前に設計さえしっかりやっておけば、意外と簡単にできます。
耐荷重
単管パイプを使用して組み立てる単管足場の場合、1スパンで400kgまで耐えられるようになっています。実際150kg程度では、実際びくともしません、
ベンチプレスの手幅の調整
ベンチプレスの際に、81cmラインに人差し指を合わせると、セーフティーバーに挟まれそうになったり、プレートがセーフティーバーぶつかったり、と気持ちよく出来なかったため、単管パイプを斜めに組んだり調整しました。
左の赤い矢印、バーにある細い線が81cmラインです。
左の矢印は、塩ビパイプで、プレートを外側にするためにつけています。
この調整のおかげで、手やプレートがどこかに当たることなく、気持ちよくベンチプレスが出来ています。
プレートラック
後からプレートラックを増設しました。
レギュラーシャフトのため、穴径が28mmです。
Φ25mmのステンレスパイプをパイプカッターで適当に切断し、
Φ25.4×Φ48.6の直交クランプで留め付けてます。
(私が作成したときは、Φ25.4×Φ48.6の直交クランプは、コメリでしか販売していませんでした。)
床ついて
床の保護や補強をしないと、フローリングが傷だらけになったり、床が軋んだり、最悪床が抜ける可能性があります。
仕上げ
和室の畳(厚さ15mm)を剥がしました。
代わりにパーティクルボード(厚さ9mm)の上、タイルカーペット(厚さ6mm)としました。
耐荷重
木造の1階の小上がりに設置しています。90cm角の束が910mmピッチで入っているので、ハーフラックを置いても支障ないと判断しました。
木造の2階以上に設置する場合は、荷重の計算とか、床がたわまないように検討が必要だと思います。
「ラック+ウエイトの荷重」、「スクワットやデッドリフトの際にウエイトを持ったときの両足にかかる荷重」の検討、補強が必要です。