激走!日本アルプス大縦断
本を読みました。
カバーの内側に、以下のように書かれています。
「トランスジャパンアルプスレース」とは?
・行程/富士湾→(北・中央・南)アルプス縦断→駿河湾
・距離/415キロ
・制限時間/8日間以内
・累積標高差/27,000メートル(富士山登山7回分)
・宿泊先/山小屋は不可。露営(テント、ツェルトなど)のみ
・幻覚・幻聴/殆どの選手が体験
・参加選手/30名(2018年大会)
・賞金、賞品/一切なし
普通に歩けば(コースタイムだと)、一ヶ月程度かかる。
睡眠時間も削って進まないと制限時間に間に合わないので、睡眠時間一日二時間とか。8月に行われるので、台風もくる。装備を軽くするために、テントではなくツェルトで露営するんだけど、水浸しになってしまう。水で濡れてしまう。防寒着、寝袋もけずっているので寒くて低体温症の手前になる。眠すぎて立って寝る。本書を読むと過酷な状況をなんとなく疑似体験できる。
GPSとか、安全のために持ち歩かないといけない装備がある。
それを、ザックから落としてしまって、後で気づいて探しに戻ることもある。撮影スタッフがその模様を撮影してるんだけど、実は撮影スタッフは気づいていて、「あそこで落としたよ」って言いたいんだけど、ルール違反なので、言えないってのが辛い。