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まつじゅんブログ

家のこと、料理、書評とか書きたいと思います

伊礼智の「小さな家」 70のレシピ

伊礼智さんという住宅メインでやられている設計士の方の本。
写真が多く載っていてイメージがつきやすいです。
詳細図も載っているので、建築関係の方も参考になると思う。
 
タイトルの意味は、昔は大きな家で立派に建てるのが主流だったが、今の若い世代は必要最小限の小さな家にし、代わりに質に対してコストをかける。
例えば、掃き出しサッシは、木製サッシ、網戸、障子、雨戸をつけて、すべて引き込めるようにする。光の入り具合を障子でコントロールできるし、全部引き込んで、外と繋がれる。
ただ、実際全部開け放って使うこともそんなにないと思うし、すべて家具屋さんが造作するので、かなりコストかかると思う。
和風な感じになるので、自邸では採用してません。シンプルモダンにしたかったので。
  • 階高は既製品のサッシの高さに合わせて、2200㎜程度にする。
というのが参考になりました。
天井高は一般的には2400㎜。高いほど良いといわれています。大和ハ〇スとかはCMで2.72mと言ってますね。
天井高が高いメリットは開放感に尽きると思います。
デメリットは、階高が高くなるので、コストアップ、斜線にかかる、階段の段数とスペースが増えるなど。
 
私は、階段を小さく勾配を緩くしたかったし、サッシの上端を天井高と合わせたいし、ちょっと普通とは違うことをしたかったので、2200㎜。
吹き抜けを設けてるので、開放感はあるかなと思います。
イメージの中ではいい感じなんだけど、実際に建ててみて違和感あるかどうか不安です。
 

 

伊礼智の「小さな家」70のレシピ (エクスナレッジムック)

伊礼智の「小さな家」70のレシピ (エクスナレッジムック)

 

 【以下まとめ】

・開口部近傍に心地よさは宿る
外を取り込む
・金物をケチってはいけない
ベニヤを使ってもドアの金物はちゃんとしたものを使わないと、本当にバラックになる
・開口部を絞る(壁を残す)と落ち着いた空間になる
開口部の面積を1とすると、壁は3くらい残す。それくらいのつもりで設計しないと落ち着いた空間は出来ない
・子供部屋は立体で考え家具で仕切る
3~4畳に抑えたいのが正直なところ。抑えるコツは、家具で仕切る、収納は立体で考える。(引き出し付きベット、机や本棚、クローゼットを作り付け)
・床面積に入らない外部のデッキを活用する
安価に床を作り出すことができるので重宝する。外飯が食えるようにする。
・小さな家にあう定番家具
伊礼智設計室の定番家具。
カイアールの「Nテーブル」。丸テーブルなら、カイアールの「ラウンドテーブル」小泉誠デザインの「MAYテーブル」
イスはゆったり座れるカイアールの「はんぺんチェア」、「Yチェア」「J39 シェーカーチェア」「U chair」
ソファはIDEEの「DIVANCO SOFA」
・スイッチやコンセントも低めに
階高を低くした場合、電気器具などの高さのバランスを見直すとうまくいく。一般の家ではスイッチ高さは1200㎜→1080㎜コンセントもは250㎜→150㎜まで落とす。巾木も45㎜くらいに抑える
・片づけやすいダイニングテーブルがポイント
引き出しを人数分つけておくと、飯の時にすぐ片付く。
・家具を浮かせる
家具を浮かせると、床が見えるので広く見える。
・壁を薄い合板で仕切る
30㎜の合板:重量もあり遮音性も期待できる。少し高い。
21㎜のランバーコア:軽くて安価で使いやすい。
・小さな家の空気と熱の楽しい工夫
壁かけエアコンによる床暖房
 
次は、500万で家を建てる!を紹介したいと思います。