蓄熱と基礎断熱
断熱の性能を上げて、太陽の熱を取り入れると、冬でも暑すぎるくらいになるらしいです。(オーバーヒートという)
それはもったいない!
そこで、蓄熱というワザを使います。
昼に蓄熱して夜にも放出するので、夜にも太陽の熱を使えてじんわりあたたかくなります。
一番いいのは、1Fの床を土間コンにしたり、タイルにして蓄熱させる方法ですが、全面フローリングが良かったので、断念しました。素足でタイルはちょっと気持ちよくなさそうだし、硬いと子供が転ぶと痛いので。
下の図の真ん中のように、基礎スラブに蓄熱させる方法もあります。地熱を利用できる利点もありますが、地熱は1.5mの深さでないと、安定しない説があるそうです。
(画像はお借りしてます)
我が家は右のように、全面ウレタン吹付としました。
ちなみに↓のように、外周から1mくらいまでボードを貼り付ける工法もあります。
ボードを張り付けるので、どうしても隙間ができてカビが生えてしまう恐れがあります。RC用の現場発泡ウレタンは1パッケージで料金が決まっていて、外周だけ施工するのと、基礎全面施工するので料金は変わらないらしいので、全面施工してもらうことにしました。
そうすると、基礎スラブが断熱材で覆われてしまい、蓄熱ができない。
深夜電力で床下エアコンを使って蓄熱できないので、床下エアコンの旨味が減ってしまう…
【ペットボトル蓄熱】
蓄熱するためには比熱が大きいものが効率が良いので、ペットボトルを床下に置いとく方法があるようです。コストもかからず、ペットボトルに水入れて床に並べるだけなので自分で施工できる。
(参考画像)
採用しようと考えましたが、我が家は基礎高を小さくしたので人が入れず、ペットボトルの交換ができません…
ペットボトルが劣化して、水が漏れてて見えないところでカビが生えてるとか、ヤバいし…
じゃ、コンクリートブロックを並べとけばいいか。
断熱材がつぶれないか心配なので、計算してみました。
圧縮強さ(ウレタンボード(現場発砲ではない)) 8N/c㎡
圧縮応力度(厚さ19㎝のCB) 0.23N/c㎡
現場発泡はボードの半分の強度と家庭して4N/c㎡、長期の安全率3と考えると、
0.23/1.33=0.17・・・・OK
よって、コンクリートブロックを置いても断熱材はつぶれません(たぶん)