まつじゅんブログ

家のこと、料理、書評とか書きたいと思います

ユニットバス

以前にも書きましたが、ホープスさんが安く仕入れられるのがノーリツらしいです。

 

noumusu.hatenablog.jp

 

風呂は特にこだわりがなかったので、ショールームに行って、仕様はなるべく安いので決めました。

 現在マンション住まいで、1.2m×1.2mくらいの狭い風呂なので、1616のユニットバスなら大満足です。

 

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壁、色は、なるべくシンプルにしたかったので、全部白にしました。

 

blog.btrax.com

 

 

ノーリツさんには標準装備で自動洗浄というのがあるらしく、他メーカーにはないようです。

我が家は1階リビングで2階に風呂があるので、「風呂沸かそう」と思ったときに、「洗ったっけ?栓閉めたっけ?」って2階にわざわざ上がるのが面倒なので、採用しました。洗剤は市販品を入れておけばOKだし、洗浄1回19円とお安めです。

 

窓は横いっぱいのが良かったのですが、ユニットバスだと16505のサッシが付かなったので、11905の横滑りを端に寄せました。

北側は近くに家がないので、透明のガラスにしました。外に視線が抜けて空が見えたほうが気持ちがいいからです。(明るい時でないと真っ暗で意味ないですが…)

もし近くに家ができて、視線が気になるようなら、型ガラスになるフィルムを貼る予定です。

 

省エネにするため、断熱浴槽にしました。+2万くらいでしたが、仕方なし。追い炊きとか面倒だし。

シャワーは節水するため、手元でオンオフできるもので、エアインシャワーにしました。

 

スピーカーとかテレビとか、余計なものは付けませんでした。高いし、壊れた時の修理もお金かかる。もし使いたくなったら、市販の防水スピーカー、防水テレビで十分です。

 

実は、脱衣所との間はガラスにしたかった。

風呂と脱衣所が一体になるので開放感があるからです。

しかし、ガラス戸は1日の終わりに水滴を掃除しないと水垢つくそうです。めんどくさい!

水垢だらけのガラスは、かえってみっともないのでやめました。

蓄熱と基礎断熱

 

断熱の性能を上げて、太陽の熱を取り入れると、冬でも暑すぎるくらいになるらしいです。(オーバーヒートという)

それはもったいない!

そこで、蓄熱というワザを使います。

昼に蓄熱して夜にも放出するので、夜にも太陽の熱を使えてじんわりあたたかくなります。

 

一番いいのは、1Fの床を土間コンにしたり、タイルにして蓄熱させる方法ですが、全面フローリングが良かったので、断念しました。素足でタイルはちょっと気持ちよくなさそうだし、硬いと子供が転ぶと痛いので。

 

下の図の真ん中のように、基礎スラブに蓄熱させる方法もあります。地熱を利用できる利点もありますが、地熱は1.5mの深さでないと、安定しない説があるそうです。

 http://www.mutenka-house.jp/structural/basis/img/img4.gif

(画像はお借りしてます)

 

我が家は右のように、全面ウレタン吹付としました。

 

ちなみに↓のように、外周から1mくらいまでボードを貼り付ける工法もあります。

ボードを張り付けるので、どうしても隙間ができてカビが生えてしまう恐れがあります。RC用の現場発泡ウレタンは1パッケージで料金が決まっていて、外周だけ施工するのと、基礎全面施工するので料金は変わらないらしいので、全面施工してもらうことにしました。

外張り断熱住宅 外断熱住宅 外断熱通気工法

 

そうすると、基礎スラブが断熱材で覆われてしまい、蓄熱ができない。

深夜電力で床下エアコンを使って蓄熱できないので、床下エアコンの旨味が減ってしまう…

 

【ペットボトル蓄熱】

蓄熱するためには比熱が大きいものが効率が良いので、ペットボトルを床下に置いとく方法があるようです。コストもかからず、ペットボトルに水入れて床に並べるだけなので自分で施工できる。

ミネ。

(参考画像)

  

採用しようと考えましたが、我が家は基礎高を小さくしたので人が入れず、ペットボトルの交換ができません…

ペットボトルが劣化して、水が漏れてて見えないところでカビが生えてるとか、ヤバいし…

  

 

じゃ、コンクリートブロックを並べとけばいいか。

 

断熱材がつぶれないか心配なので、計算してみました。

圧縮強さ(ウレタンボード(現場発砲ではない))     8N/c㎡

圧縮応力度(厚さ19㎝のCB)             0.23N/c㎡

現場発泡はボードの半分の強度と家庭して4N/c㎡、長期の安全率3と考えると、

0.23/1.33=0.17・・・・OK

よって、コンクリートブロックを置いても断熱材はつぶれません(たぶん)

床下エアコン

暖かい空気は上に行くから、床を暖めるのはすごい大事。

特に吹き抜けがあると、エアコンだけで足元まで暖めるのは非常に難しい。

「頭は熱いけど足元が寒い」とか、超不快ですから。

それを解消するためには、「床を暖めること」が必要になります。

 

【床暖房(パネル式)】

普通はパネル式の床暖房にすると思いますが、床暖房って、意外とコストかかるんです。

 広い範囲をカバーするほど、パネルが多くなるのでコストアップになります。故障した時も、フローリングを剝がしてやり変えないといけないから、修理も大変です。

あと、電気式だと光熱費も結構かかるらしい。

 【床下エアコン】

床下エアコンという方法があります。床下の空間を市販のエアコンをつけて暖めるだけ。広くてもコストアップにならないし、市販のエアコンなので、家庭用のエアコンを買いなおせばいい。ヒートポンプなので省エネだし。(すいません。詳しい数値はわかりません。)

床暖房の種類とコスト比較/床暖房 施工会社/エコキュート床暖房【富士環境システム】ヒートポンプ式床暖房/オール電化床暖房

 

コールドドラフト対策に、掃き出し窓の下に吹き出し口を設けています。

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エアコンって、断熱をしっかりしておくと24時間つけっぱなしのほうが安くなるケースもあるようです。つけっぱなしのほうが室温が安定して快適だし、楽だし。単価の安い深夜電力で冷暖房しておいて、床下で蓄熱して、電気の単価の高い日中は、エアコンを弱める。みたいな使い方もやってみたいと思っております。

乾燥しそうな気がしますが、様子をみて加湿器を置くか検討したいと思います。

 

箱の家 エコハウスを目指して

箱の家が生まれた経緯

難波さんが「箱の家」をつくるきっかけとなったのは、偶然であった。勤務先がたまたま難波さんの事務所の近くにあったI氏が自宅の新築を依頼してきたが、その予算がとても厳しかった。そこで、クライアントの要望する家ではなく、与えられた予算内で最低限の性能を確保できる家を設計した。I氏と家族は難色を示したが、結局、難波さんに設計を依頼してきた。こうしてできたのが、延べ床面積120㎡(36坪)、総工費1900万円、坪単価53万円の「箱の家―1」であった。

ところが、この家は、建築専門誌だけでなく、一般誌にも取り上げられ、反響が大きかった。そして、同じような家に住みたいという依頼が殺到した。「箱の家」は、特殊な事情から設計した家なのに、依頼者たちは、自分たちの家にも適用できるプロトタイプ(原型)ととらえていた。とくにつぎのような特徴が注目された。

  1)ローコストであること。
  2)コストパフォーマンス(コスト当たりの性能)が高いこと。
  3)メンテナンス(維持管理)が容易であること。
  4)自然エネルギーを最大限に利用していること。
  5)構造がしっかりしていること。
  6)内部が開放的で、一室空間であること。
  7)天井が高い、ゆとりのある空間を備えていること。
  8)将来の住まい方の変化に対応できる柔軟性を備えていること。
  9)単純な箱型のデザインであること。
 10)コンパクトだが、大きく見えること。

以前から、難波和彦さんの箱の家は知っていました。

私はコストパフォーマンスという言葉が大好物です。

先人の知恵は積極的にパクるのが私のモットー。

「箱の家」という、一つのテーマで100棟以上設計した方なら、洗練されている。

 

ぜひパクりたい参考にしたいと思って、以下の本を読みました。

 

箱の家 エコハウスを目指して

箱の家 エコハウスを目指して

 

 作品の間取りが載っていて、我が家の間取りの参考にさせていただきました。

(HPにもかなり出てますけど↓)

難波和彦+界工作舎

 

パッシブデザイン

パッシブデザインとは、エアコンなどの機械を使わず、太陽の光、熱、そして風といった「自然エネルギー」をそのまま受動的に利用して、快適な住まいづくりをしようとする設計思想・設計手法のこと。(以下、画像はお借りしてます。)

イメージはこんな感じ↓

http://www.baum-style.com/wp-content/uploads/2014/10/5b53e0a7dbb3f4f9c32c148a090ebadd-800x492.jpg

 

パッシブデザイン | バウムスタイルアーキテクト

パッシブデザイン 自然エネルギーを生かす家づくり « 一般社団法人 広島県工務店協会

 

イニシャルコストは多少上がっても、快適で低燃費な家が良い。

実は日本家屋は深い庇、障子やすだれ、縁側など自然の力をうまく利用して日本の気候に合った家なんですって。

 

我が家の断面はこんな感じ。↓

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最初の図と、ほぼ同じですw

 ・太陽・熱・風をテーマに考えたことを記していきます。

・太陽

夏の日差しを遮り、冬の日差しを取り込む。これが基本です。

夏の日差しを遮るため、庇をどの程度出すか悩みました。

真夏の太陽高度から庇の出寸法をスケッチ書いて見ました。

太陽高度が一番高い夏至の6月より8月の方が暑いので、8月の太陽高度で考えるべきか?正午より午後2時くらいが一番暑いから、その時の太陽高度で決めるべきか?午後2時だと真南じゃないから…

と、どこまで日差しをブロックすればいいか訳が分からなくなりました。

スケッチアップでモデル作って検証しましたが、何月何日の何時まで日射を遮ればいいのか、わかりませんでした。

 

ネットで調べたら、窓下端とひさし等の下端の高低差の1/3以上の長さにすればいいようです。

test

 

というわけで、我が家はH=約2200㎜なのでL=750㎜に決めました。

また、二階部分がバルコニーなので、狭いながらも通れるような寸法にしてます。

建ててみて、夏の日差しが気になるようなら、庇、バルコニーの先端にすだれをぶら下げます。

 

サッシは、冬の日射を取り入れるために、遮熱タイプではなく断熱タイプにしました。

 

・熱

吹き抜けがあります。

吹き抜けがあると暖かい空気は上に行ってしまうので、夏は二階が暑いし、冬は暖気が上に行ってしまって一階の特に足元が暖かくならないようです。

そんな理由で熱環境にとって良くないと言われていますが、断熱をしっかりして、ファンを付ければ、そんなに影響はないようです。

「箱の家」の設計者である難波さんと、技術者との対談が日経アーキに載ってました。(何月号か忘れました)

 

断熱の基本性能を上げるために断熱材を多めに入れてもらいました。(Q値がいくつとか、勉強しましたが理解できませんw)

 

窓は、少し性能を上げてサーモスH(ダブルガラス、アルミ樹脂のハイブリット)にしてもらいました。トリプルガラスの樹脂が理想ですが、そんなにお金はかけられません…

 

外壁、屋根の色は白系で、熱を吸収しないようにしてます。

(屋根は黒にすると、真夏にかなり熱くなるらしい。)

 

床下に、CBを置いて、蓄熱を考えています。(今度詳しく書きます。) 

・風

東京だと卓越風が南なので、南を開けた時に、北側の窓を開ければ風が通ります。

北側には、横滑りの大きめのサッシを多めに配置し、多少の雨なら開けっ放しでも良いようにしてます。

また、重力換気を考慮し吹き抜けの北側上部にも窓を配置してます。(断面図参照)

 

以上です。

キッチンについて考えたこと

前のブログでシステムキッチンについては紹介しました。

 

noumusu.hatenablog.jp

 

今回はその他もろもろを紹介します。

文字ばっかりですがご容赦ください。

 

プランはこんな感じ。

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・配置について

対面式だと、キッチンからダイニングテーブルに行くのに、ぐる~っと回り込まないといけないので、横にしました。

 

吹き抜けを介して二階で遊んでいる子供の様子が見えるように、キッチンを配置してます。

 

友達とかと集まって食事するときには、外食よりは家でご飯を食べる方が好きなので、友達たくさん呼べる広めのオープンキッチンが希望でした。

 

Ⅱ型のキッチンが第一希望でしたが、お値段が高いとのことなのであっさり辞めました。

同線的にはダイニングテーブルとキッチンが横並びが良いんですが、換気扇のフードが部屋の真ん中に来るのも嫌だし、ダイニングテーブルのすぐ横に水栓があると、うっとおしいので、ワークトップには設備は何もつけない「作業台」をダイニングテーブルの横に設けました。

 

二人で料理するときはもちろん便利ですが、一人で料理するときでも、大量に野菜切ったりとか、お皿並べたりとか、調味料置いたりできるので、作業台は結構役に立つはず。

 

作業台の南側は高さが70㎝でダイニングテーブルと同じ高さなので、人が多い時には普通に食事もできるし、背の低い子供でも料理の手伝いができます。

 

ダイニングテーブルとレベルを合わせるため、斜線の部分は15cm下げています。下げた部分の床は、水はねしても気にならないように、土間コンクリートが希望でした。

ホープスさんより、施工のし易さと、断熱的な理由で、土間よりフレキシブルボードのほうが良いのでは、提案いただき、素材感は変わらないとのことなので、フレキシブルボードにしてもらいました。

 

システムキッチン側の壁面は、扉付きの吊り戸棚ではなく、オープン棚で使いやすいように。調理器具は見えてもOKなものをそろえます。

 

・照明

悩みました。照明メーカーから出てきたプランは、結構ダウンライトが付いてて、明るすぎる感じがしました。ダイニングテーブルはペンダントライトを並べたかったので、ライティングレールにして、照明の個数とかは出来てから様子見て増やしていこうと考えています。

 

キッチンの作業用の照明も最初は狭角のダウンライトで考えていましたが、明るすぎるのか暗すぎるのかがイメージできなかったので、自分で調節できるようにライティングレールにしてもらいました。

 

西側の収納が暗ければ、ライティングレールにスポットライト付けてもいいし。IKEAの人感センサー付き照明つけてもいいし、なんとかなると思っています。

寝室について考えたこと

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 ・間取り

寝食分離という言葉があります。寝る場所と、食べる場所は分けないと、遅く帰ってきたときとかに、起こさないように気を使うので良くないよというような意味です。

そのため、寝室は家の一番奥に設けています。

 

西側に窓を付けて少しものが置けるようにとも思いましたが、ファサードを優先して、窓を設けませんでした。

建物の西側(玄関側)には窓は一つもありません。

その代わり、風通しを考えて洗面所に窓を設けました。

 

ファミリークローゼットでウォークスルークローゼットを隣に配置。

 

また、浴室が近いので、寝室で寝ているときに風呂に入られるとうるさいので、防音のために断熱材を入れてもらいました。

 

同じ理由で、引き戸より開き戸のほうが気密性が高いということで、開き戸にしました。家の中で開き戸はここだけです。

 

寝室の環境を良くしたかったので、調湿性に優れた珪藻土か漆喰をセルフで塗ります。アクセントクロス的に他の壁紙(白のビニールクロス)とは色を変え、グリーン系にする予定です。

 

・家具

まずはベット。ダブルベットで生活したこともありますが、隣の人が寝返りとかで動くと、自分のところに影響してくるので起きちゃったりしてました。

シングルベットを二つ、左を頭側にして並べて、ダブルベット的に使うように計画してます。

ダブルベッドよりシングルベッド2台の方が合理的な理由 - インテラボ

 

他は、ベットのわきに携帯とか、本とか置ける棚を置いて、照明を少し置くだけです。

 

・照明

ホテル的に作り込むことも考えました。

こんな感じ↓

「寝室照明」の画像検索結果

間接照明とか適当に置けば、ホテル的になるので作り込むことはやめコストを落としました。

ダウンライトで天井をすっきりさせようとも考えたんですが、ベットに入ったまま調光とかON・OFFの操作できるのが大事。冬とか、本を読んだ後に寝ようと思って布団から出るの厳しいですから。

スイッチにリモコンが付いてるものがありますが、これまた高いのであきらめました。

結果、引掛けシーリングにして、LEDのリモコン付きのものにしました。

 

 

 

読書灯も付けたいなと思ったんですが、ベットを付けたり離したりカスタマイズすると思ったので、照明の位置が確定できません。

読書灯はスタンドを置くことにしました。

こんな感じ↓

NOT フロアアップライト/読書ランプ IKEA 全体照明と読書ランプの2つの機能を備えています。ライトは別々に点灯・消灯できます

これなら、布団から出ずにオンオフできるし。

 

色々と考えましたが、寝室のど真ん中に引掛けシーリング一つ、という何も考えていないような照明計画になりました。